杭工
自然災害の復旧工事や、山岳環境での開発工事において、地盤のメカニズムを利用した杭工事はボーリング技術の発達に伴い、ますます可能性を広げています。しかし、現場条件の制約によって、採用を断念せざるを得ない場合も少なくありません。
高い技術力と今まで培ってきた経験と知識を活かして、様々な現場条件に対応し、お客様のニーズに応えていきます。
マストドリリングシステム
マストドリリングシステムとは周辺環境に対する影響を抑え、産業廃棄物を排出させないという、環境にやさしい画期的な掘削システムです。
システムはさまざまな現場条件に適合できるようにこれまでに杭工事の施工が困難とされていた条件においても、確実な施工ができるようになり、杭工事の可能性がひろがりました。
アンカー工
地すべり対策工事や、のり面保護工事において、永久アンカー工法は数多く採用されています。グラウンドアンカーを対象地盤に確実に作用させるには、優れた削孔技術とグラウンドアンカー施工士による、厳正な施工管理が重要であると考えます。
最新の技術とボーリングマシン、資格者の配置によって、高品質のグラウンドアンカーをめざします。
地山補強土工
棒状補強材(鋼材等)を地山に多数挿入することにより、地山(切土)斜面全体の安定性を高める工法です。斜面崩壊に対する対策工として、近年よく採用されている工法の一つです。地山補強土工事では、地質、施工条件により多様な削孔方法をとることになります。施工性と経済性に適した施工方法で、安全で確実な地山補強を行います。
スパイダードリリング工法
スパイダードリリング工法では、現場条件を考慮して「足場タイプ」「無足場タイプ」「クレーンタイプ」の3つの作業形態から最適なものを選択します。施工の効率化を図り、施工日数と工事日を縮減します。
▲スパイダー無足場
▲スパイダークレーン
法面保護工
切土・盛土に伴って生じる「のり面」から、自然災害によって生じる「裸地斜面」まで、永続した安定化と環境との調和、そして景観造成まで、のり面保護工の目的は多岐にわたります。
作業環境の厳しいのり面工事において、安全第一に作業をおこない、目的に沿った法面保護をおこないます。
さく井工
さく井工事によって設置する井戸は、地下水採取施設としての水井戸のほか、観測井などの特殊な用途をもつものもあります。また、その形態、施工方法も多岐にわたり、地質条件、地理的条件などの現場条件を的確に判断し、工事に反映できる技能を要求されます。
最新の掘削技術と豊富な経験によって、多様な条件のもとで確実な井戸を設置し、地下水の有効利用に貢献します。
地下水排除工
地すべり対策工事においてすべり面の間隙水圧を低減する地下水排除工は、代表的な抑制工として多くの工事で適用されています。
集水ボーリングが効果を発揮するためには、調査結果による地下水脈、帯水層、すべり面を正確に把握し地質の滑動の状態を適切に判断できる能力が必要になります。また、排水ボーリングにおいては、集水井からブロック外の地表、または他の集水井への連結など、高度な削孔精度が要求されます。
高エネルギー吸収柵工
毎年繰り返される自然災害は、その多くががけ崩れや土石流などの土砂災害によるものである。
これらの災害による被害を軽減および防止するためには、適切な対策工の適用が必要不可欠である。
急傾斜斜面崩壊対策工のインパクトバリアや、土石流安全対策工のTAMPOバリアを設置することにより、人家・人命を守ります。
土木一式工事
特殊工事ばかりでなく、一般土木工事を通じても、社会資本整備のお手伝いをしていきます。