タニガキ建工のSDGs

SDGsとは
持続可能な開発目標の略称であり、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年5月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までによりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
当社の使命
蓄積した技術力に
防災工事・
災害に強く、
土木工事を通じ、地域の防災とインフラ整備に貢献する
- 土木工事(法面防災工事・地すべり対策工事など)により、公共インフラであり地域の生命線である道路の災害対策や、大規模災害を未然に防ぐ砂防事業などに貢献する
- 進取の気性を持ち、ICT技術の導入などたゆまぬ技術研鑽と、新たなアイデアの創造を通じ、より良いものを提供する


環境負荷低減に貢献する
- 環境方針を定め、自然環境の保全を第一とし、業務を行う上で、環境保全および汚染の予防を推進するため、環境マネジメントシステムを運用・維持改善を図る
- 杭工事において、マストドリリングシステムの採用により、騒音・振動・粉塵・産業廃棄物を出さずに工事が可能
- 植物誘導吹付工の導入により、工事で生じる伐採木などを木材チップに破砕し法面緑化資材としてリサイクルすることで、産業廃棄物抑制を実現


従業員の成長支援と働きやすい職場づくり
- 女性の出産育児支援や男性の育児休暇取得、介護休暇導入など働きやすい制度を整備
- 資格取得支援などを通じ、従業員の能力向上を支援
- 高齢者など多様な人材が活躍できる会社を目指す
- 技能実習生の受け入れと技能取得を積極的に支援


地域・社会・取引先への貢献
- 国・和歌山県などと測量設計業協会・地質調査業協会・建設業協会を通じた災害時の協力協定締結による災害対応を実施
- フラットキャップなど、けんさんぴんの積極的な開発を推進
- G-zoc緑化工法※を大学と共同開発するなど、新たな工法を通じみどりの地産地消および地域の雇用創出への貢献を目指す


※G-zoc緑化工法とは、和歌山大学との共同研究から生まれた法面緑化工法であり、地域に自生する自然植生の保全、シカ被害拡大の抑制、温室効果ガス排出抑制、廃棄物の減量に貢献する工法であり、今まで資源として活用されていなかった資源を活用することにより、新たな地域資源の創出につながる取り組みであります。
企業の取り組み
品質方針
当社は、受注業務の測量・施工等に際し、顧客要求事項に対する適合の重要性を認識し、その適合を確実にすると共に、顧客や地域の人々に信頼される業務を提供する為に品質マネジメントシステムを構築し、実行し、維持します。また、定期的な見直しに基づき継続的な改善を行います。
そのためにも、以下の事項を実施します。
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01 作業員一人一人の技術の向上
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02 納期の短縮
環境方針
当社は、貴志川の自然に囲まれた地域で事業を行う建設業者として、当社周辺地域における自然環境の保護を第一とし、業務を行う上で、環境保全及び汚染の予防を推進するため、環境マネジメントシステムを構築・運用・維持し、その継続的な改善を図ります。
そのためにも、以下の事項を中心として、活動します。
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01 資源及びエネルギーの使用量節減を図ると
ともに、廃棄物の適正処理・リサイクル活動を推進します。 -
02 環境関連の法規制や、
所属団体の指針などを順守します。
地域性植物による法面緑化
地域生態系の保全に配慮した法面緑化のニーズが高まってきていますが、緑化までの期間が不明確で在来種による植生が成立する確証も無いなど、課題が山積しているのが現状です。そこで、当社は和歌山大学をはじめとする地域の法面緑化研究者・技術者との協働で「わかやま地域植物緑化研究会」を立上げ、地域植物による法面緑化“緑の地産地消”の実現を目指して活動を始めました。
毎秋には研究会メンバーが集い自生群落から種子を収穫、これらを使用した法面緑化の試験施工は良好な結果をあげ始めています。
当社は今後もこの共同研究を通じ、地域貢献を継続していきます。